大阪市で畳を処分する方法5選!無料回収・持ち込みで捨てるには?【2025年最新】

大阪市で畳を処分する方法

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大阪市で不要になった畳を処分したい方へ、最適な処分方法をご紹介します。大阪市では、畳は通常粗大ごみとして扱われますが、他にも処分する手段があります。

本記事では畳の処分方法5選と費用、そしてよくある質問への回答をまとめました。公式の大阪市のごみ処理ルールにも基づいて解説していますので、安心して参考にしてください。

目次

大阪市で畳を処分する方法5選

大阪市で畳を処分する方法5選

大阪市で畳を処分する主な方法は5つあります。それぞれメリット・デメリットがありますので、ご自身の状況に合わせて最適な方法をお選びください。

大阪市の畳の処分方法5選
  1. 処理施設に持ち込む
  2. 自治体に回収を依頼する
  3. 畳屋に引き取ってもらう
  4. 不用品回収の業者に依頼する
  5. リサイクルショップに持ち込む

処理施設に持ち込む

大阪市では、自分で畳をごみ処理施設に持ち込んで処分することができます。事前に大阪市環境局へ持ち込み予約を行い、指定された処理施設へ車両で畳を運搬します。

持ち込み処分の場合、10kgごとに90円の処理手数料が必要です。例えば、重さ15kg程度の畳1枚なら約135円と、粗大ごみ収集の費用700円/枚と比べて安価になります。

STEP
予約申込
事前に大阪市の予約専用窓口に電話またはインターネットで申し込み
STEP
持ち込み
予約日時に指定施設へ畳を運びます(前日までに予約必要)
STEP
処理

持ち込み先は畳の場合は可燃性粗大ごみとして舞洲工場(大阪市此花区)などが担当。受付で住所確認を行ったうえで計量し、重量に応じた料金を支払います。

処理施設持ち込みのメリット
  • 処理費用を抑えられる(畳1枚あたりの費用は重量次第だが、粗大ごみ収集の定額700円より安くなるケースが多い)
  • 収集日を待たずに自分の都合で処分できる
注意点
  • 畳は大きく嵩張るため、自家用車では運びにくい場合がある
  • 軽トラックなど大きめの車両や運搬の人手を確保する必要がある
  • 一度に大量の畳を持ち込む場合、1日1施設につき1回までなど制限がある
  • 予約が混み合う場合は希望日に持ち込めないこともあるため、余裕をもって計画する

自治体に回収を依頼する

最も一般的なのは、大阪市の粗大ごみ収集を利用して畳を処分する方法です。大阪市では畳は粗大ごみ扱いとなり、1枚あたり700円の処理手数料で戸別収集してもらえます。市の粗大ごみ収集を依頼する場合、以下の手順で進めます。

まず、粗大ごみ収集受付センターに申し込みを行います。申し込みはインターネット、電話、FAX、はがきで可能です。

次に、案内に従って粗大ごみ処理手数料券を購入します。畳1枚あたり700円分を購入してください。手数料券を入手したら、氏名または受付番号を記入し、畳一枚ごとによく見える場所に貼り付けます。

収集当日は、指定された朝までに畳を玄関先など収集車が直接搬出できる場所に出しておきます。大阪市の収集スタッフが当日中に回収し、処分してくれます。畳は大きく重量もありますが、市の収集では基本的に分解せずそのままの形で引き取ってもらえます。

自治体回収のメリット
  • 安心かつ確実に処分できる
  • 公式に定められた料金(700円/枚)で利用できる
  • 違法投棄の心配がない
  • 自分で運ぶ手間が不要(玄関先まで出せば処分が完了)
注意点
  • 収集日は地域ごとに決まっており、申込から数日~数週間後になることがある
  • 日程に余裕を持って申し込む必要がある
  • 一度の申込で大量の粗大ごみを出す場合、件数に上限がある(大阪市では最大7点まで)
  • 畳はかさばるため、一度に大量に処分したい場合は持ち込みや業者依頼も検討する
  • 事業所や工事現場から出る畳は市では収集できない

畳屋に引き取ってもらう

畳の専門店に処分を依頼する方法もあります。新しく畳を入れ替える場合などは、購入や張り替えを頼んだ畳店が古い畳を引き取ってくれるのが一般的です。

実際、新調した畳に交換する際にそのまま古い畳も持ち帰ってもらえれば、運び出しなどの手間が省けスムーズに処分が完了します。畳店による引き取りは、サービス内容や料金が各店で異なります。無料で回収してくれる畳店もあれば、有料の場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

畳屋引き取りのメリット
  • 畳のプロに任せられる安心感がある
  • 畳の交換作業と一括して依頼できる
  • 一度の手配で新旧の入れ替えと処分が完了し便利
注意点
  • 新しい畳を購入することが前提の場合が多い
  • 処分だけを単独で依頼できるかはお店次第
  • 新調や張替えの予定がない場合、引き取りに応じてくれないこともある
  • 費用が発生する場合、市の粗大ごみより割高になる可能性がある
  • 依頼前に料金体系を確認する必要がある

不用品回収の業者に依頼する

早く畳を処分したい場合や、畳以外にも大量の不用品がある場合は、民間の不用品回収業者に依頼する方法があります。不用品回収業者に頼めば、畳の種類や枚数にかかわらず一度にすべて回収してもらうことが可能です。

電話一本で自宅までスタッフが来てくれ、最短即日で引き取ってもらえる業者も多いです。畳の運び出しやトラックへの積み込みもすべてプロが行ってくれるため、重労働をせず安全に処分できる点が大きなメリットです。

不用品回収業者に依頼する際の費用相場は、畳1枚あたり2,000~5,000円程度とされています。自治体の粗大ごみ収集と比べると割高に感じますが、自宅までの出張料や運搬作業代込みであること、短時間で手間なく処分できることを考えると、利用する価値はあります。

不用品回収業者依頼のメリット
  • 手間と時間を大幅に節約できる
  • 自力で搬出・解体する必要がなく、忙しい方や高齢の方でも安心
  • 畳以外の大型ごみや不要品もまとめて引き取ってもらえる
  • 引っ越しや大掃除で出た不用品の一括処分にも向いている
注意点
  • 費用が業者ごとに異なり、割高になる場合がある
  • 事前に複数社から見積もりを取り、サービス内容や料金を比較する必要がある
  • 大阪市の許可を得た信頼できる業者かを確認する
  • 一般廃棄物収集運搬の許可や古物商許可を持たない悪質業者に依頼すると、不法投棄などトラブルの原因になる可能性がある
  • 料金が極端に安すぎる業者や訪問営業には注意する

リサイクルショップに持ち込む

畳は一般的に中古市場で需要が高いものではありませんが、状態が良いものや特殊な畳であればリサイクルショップや中古品買取店が引き取ってくれる可能性もあります。

大阪市では粗大ごみとして出す前に「まだ使えるものはリユースを検討してください」と公式に呼びかけています。実際、大阪市は民間のリユース事業者と連携し、不要品の再利用を推進しています。

畳そのものを買い取ってくれるリサイクルショップは多くありませんが、試しに問い合わせてみる価値はあります。とくに、樹脂製のユニット畳や未使用に近い綺麗な畳、変わったサイズ・デザインの畳などは欲しがる人がいるかもしれません。

リサイクルショップ持ち込みのメリット
  • 再利用されれば環境に優しい
  • 費用もかからないか安く済む
  • まだ使える畳であれば誰かの役に立ち、処分というより有効活用になる
  • リサイクルショップ経由で売却できれば、わずかでもお金になる可能性がある
注意点
  • 畳は生活用品の中でも特殊な部類であり、リユース市場での需要は高くない
  • 汚れや傷みがある畳、年数の経った畳はまず買い手がつかない
  • 引き取り手が見つからず、結局粗大ごみや他の方法で処分せざるを得ない場合もある
  • ジモティー等で譲渡する際は、相手との日程調整や搬出の手伝いなどの手間が発生する
  • 安全のため、直接取引の際は人目のある場所で行う、譲渡品の状態を事前に詳しく伝えるなどの配慮が必要

次に、実際に畳を処分する際にかかる費用について、方法ごとに詳しく解説します。

大阪市で畳を処分するときの費用

大阪市で畳を処分するときの費用

畳の処分費用は、選ぶ方法によって大きく異なります。大阪市における費用の目安をまとめます。

畳処分の費用比較
  1. 大阪市の粗大ごみ収集:畳は1枚あたり700円と定められています。例えば6畳分なら4,200円です。支払いは粗大ごみ処理券の購入またはオンライン決済で行います。
  2. ごみ処理施設への自己搬入:重量制料金で、10kgごとに90円です。畳1枚の重さは種類や湿気具合にもよりますが、おおむね15~20kg前後です。15kgの畳なら約135円、20kgなら180円となります。6畳でも概算1,000円前後と、自治体収集に比べ安価に済みます。ただし、レンタカー代や人件費など運搬コストも考慮しましょう。
  3. 畳店に処分してもらう:畳店によって無料の場合と有料の場合があります。有料の場合の相場は1枚あたり数百円~2,000円程度です。新しい畳の購入費用に処分サービス料込みの場合もありますし、後から「処分料○○円/枚」と請求される場合もあります。事前見積りで確認すると安心です。
  4. 不用品回収業者に依頼:1枚あたり2,000~5,000円が目安です。ただしこれは単品で依頼した場合の概算で、他の家具家電とまとめてトラック積み放題プランを利用すれば、結果的に1枚あたりの単価はもっと下がることがあります。例えば軽トラック積み放題(1R程度の不用品目安)で15,000円という業者なら、畳だけなら10枚程度積めるため1枚1,500円計算になることもあります。ただし各社サービス内容が異なるため、見積もり時によく確認してください。
  5. リサイクルショップ・リユース:基本的に費用は無料か、場合によっては譲渡先からお礼として金銭を得られる可能性もあります。リサイクルショップが買い取ってくれればプラス収入になりますが、現実的には畳そのものの買取は稀です。無料引取に応じてもらえれば処分費0円で済みます。畳のリサイクル専門業者が見つかれば、少額のリサイクル料(例:数百円)で引き取ってもらえるケースもあるようです。
  6. 普通ごみとして処分:条件を満たせば畳を細かく切って燃えるごみなどで出す方法もあります。その場合、処分自体に料金はかかりません。ただし、大量に出す際は有料の「一時多量ごみ」として扱われる可能性もありますし、何より解体の労力が大きい点に注意が必要です。

自治体収集は定額で安心ですがやや高め、自己搬入は安いが手間がかかる、不用品業者は高めだが手軽、といった特徴があります。

ご自身の予算や優先事項に応じて適切な方法を選びましょう。不明点があれば大阪市環境局に問い合わせたり、見積もりを複数取って検討するとより納得のいく形で処分できます。

大阪市で畳を処分する時によくある質問

大阪市で畳を処分する時によくある質問

最後に、畳の処分に関して大阪市でよく寄せられる質問とその回答をQ&A形式でまとめます。公式情報や実践的なポイントに基づいてお答えします。

畳の処分費用は1枚いくら?

大阪市で家庭から出る畳を処分する場合、基本は1枚700円です。これは大阪市の粗大ごみ収集に出す際の処理手数料で、1畳物でも半畳物でも一律1枚700円となります。

ただし、他の方法を利用すれば1枚あたりの費用は変わります。例えばご自身で持ち込む場合は重量制の料金で10kgにつき90円です。畳1枚の重さはおおよそ15kg前後なので、1枚あたり100~200円程度と見込めます。畳店での処分は無料サービスの場合もありますが、有料の場合は1枚数百円~数千円と店によって差があります。不用品回収業者の場合は便利な反面割高で、1枚あたり2,000~5,000円ほどが目安です。ただし他の品とまとめて処分すれば単価は下がり得ます。

もし畳を細かく裁断して普通ごみで出す場合、処分費用そのものはかかりません。家庭ごみとして収集されれば無料です。ただし、大きな畳を切るには相当な労力が必要で、工具のレンタル費用がかかったり、ゴミ袋代程度のコストは発生します。何より手間がかかるため、有料でも安全確実な他の方法と比較して検討してください。

ニトリで畳を処分できる?

基本的にニトリでは畳の処分サービスは利用できません。

ニトリには新品家具の配送時に不要家具を引き取る有料サービスがありますが、この「家具引取サービス」は対象がベッドやタンス等の大型家具に限られます。畳のような敷物類は、ニトリの引取サービス対象外と明記されています。

不要になった畳は前述の自治体収集や持ち込み、不用品業者など別の方法で処分する必要があります。

畳は切ったら可燃ごみで処分できる?

大阪市では最大辺が30センチメートルを超えるものは粗大ごみに分類されます。裏を返せば、畳を十分に小さく切断すれば粗大ごみに該当しなくなり、普通ごみとして出せることになります。具体的には、畳を30cm以下の大きさに解体すれば、燃えるごみとして処分することが可能です。この方法を使えば、市の収集に申し込む必要もなく、処分費用も無料で済みます。

しかし、実際に畳を切って細切れにするのは簡単ではありません。

畳は厚みがあり、中身もぎっしり詰まって硬いため、カッターナイフやノコギリで切断するには大変な労力を要します。切る際には大量のホコリやゴミ屑、潜んでいたダニなども飛び出し、部屋が汚れたりアレルギーの原因になる恐れもあります。また、怪我のリスクも高いため、プロでない方が無理に解体するのはおすすめできません。

畳の処分は産業廃棄物処理業者に依頼しなければいけない?

一般のご家庭で不要になった畳なら、その必要はありません。

家庭から出る畳は家庭ごみとして扱われますので、大阪市の粗大ごみ収集や持ち込み処分を利用できます。

しかし、リフォーム工事や解体工事に伴って出た畳は産業廃棄物に該当します。例えば、住宅のリフォームで畳をフローリングに変更した際に出た大量の古畳の場合、大阪市の粗大ごみ収集など自治体の処分サービスを用できません。法令上、産業廃棄物は事業者自らの責任で処理する必要があり、産業廃棄物収集運搬の許可を持つ専門業者に依頼して処分してもらう必要があります。

大阪市の畳の捨て方まとめ

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大阪市における畳の処分方法について、公式ルールと実践的な代替手段を交えてご紹介しました。畳は粗大ごみとして扱われるのが基本であり、市の粗大ごみ収集に申し込めば1枚700円で回収してもらえます。事前申込と手数料券の購入は必要ですが、自治体のサービスなので安心確実です。

費用を抑えたい方は、自分で処理施設に持ち込む方法も有効です。10kgあたり90円という安価な料金で処理できるため、労力をかけられるのであれば検討すると良いでしょう。

特に車が使える方や、畳以外にも大量の粗大ごみをまとめて処分したい場合に向いています。

急いで畳を片付けたい、あるいは他の大型家具もまとめて処分したいといった場合には、民間の不用品回収業者への依頼が便利です。費用はかかるものの、自宅まで来て運び出しまで行ってくれるので、ご自身の負担は最小限で済みます。

大阪市不用品回収センターの回収実績

30代男性
Oさん
40代男性 | 大阪市 | 1R
混合回収
作業時間: 20分
作業前
作業前
作業後
作業後
回収物:
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和室から洋室へのリフォームに伴う作業でしたが、長年使われていた畳は思い出が詰まっているようで、お客様も少し寂しそうでした。畳は重量もあり搬出には注意が必要でしたが、丁寧に作業を進めました。新しい生活のスタートをお手伝いできて嬉しく思います。
作業日: 2025年7月30日

この記事を書いた人

大阪市のエリアに特化した不用品回収サービスを展開。1点から大量の不用品回収まで最短即日で対応可能。業界最安値に挑戦中。業界歴10年の代表が監修しています。

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